吹奏楽とトロンボーン元部長によるトロンボーン初心者向けのサイト。

トロンボーン魂

楽器紹介

魅力

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ストレートな音量と豊かな音色

音の大きな管楽器の中でも、ホルンと並んで最大級の音量を誇ります。客席に向けて広がるベルからもたらされる、ストレートな響きも魅力のひとつです。

トロンボーン4本でオーケストラの音をかき消せる、という逸話もあります。

とても温かく豊かな音色を持っています。深く柔らかく落ち着いた響きでありながら、グリッサンドなどによる少しおちゃらけたようなメロディーも奏でられます。

 

スライドによる演奏方法

トロンボーンの最大の特徴と言えば、「スライド」です。このスライド部分を伸び縮みさせて、音の高さを調節します。

この「スライド」、トロンボーンの命と言っていいほど、とても大切なんです。

トロンボーンを持ったときに間違える人が多いのですが、左手でしっかりと楽器本体を支え、スライドを持つ右手は自由に動かせるようにすることが基本です。

スライドを持つ右手で楽器を支えてしまうと、知らず知らずのうちにスライドに負荷がかかり曲がってしまうこともあります。

それと同時に、素早くスライドを動かすことが出来なくなってしまいます。

その他にスライドの大きな特徴として、音と音の境目があいまいということが挙げられます。それも魅力のひとつではあるのですが、タンギングがとても重要になってくるので、しっかり基礎練習をしていきたいものです。

 

スライドだからこそのハーモニー楽器

豪傑な楽器かと思われるかもしれませんが、トロンボーンは「ハーモニー楽器」とも呼ばれています。

スライドによる音程の調整により、ひとたび繊細なハーモニーやコラールを演奏すれば右に出る楽器はありません。

吹奏楽におけるハーモニー(和音)はピアノとは違い、1人が1音を担当して作ることになります。

少し難しくなるのですが、例えばドミソという和音があるとします。

その場合、ドを担当するバストロはしっかりとした音程。高いソを担当する1番はほんの少し高め。真ん中のミを担当する2番は少し低めにして音量も小さくする。

こうすることで、ピアノには出せない遠くまで響くハーモニーが奏でられるのです。(この辺はのちのち別のページで説明しますね。今は分からなくても大丈夫ですよ。)

ただ、他の楽器だと「少し高め」とか「少し低め」というのは難しいことなんですよね。その点、トロンボーンはスライドを少し上げ下げするだけでクリア出来てしまうんです。

これがハーモニー楽器と言われる所以です。

 

バストロンボーンについて

「バストロンボーンになってしまったからいやだ」という相談を当時何度も受けたことがあります。こと小学生や中学生は、うまくない人がバストロになるという風潮が昔はあったんです。

しかし、これは全くの間違いだと私は思います。

バストロンボーンとはトロンボーンパートの中で最も低音を担当する楽器です。私の経験上、バストロンボーンは決して「うまくない人」が担当出来る楽器ではありません。

私は当時1stを吹いていました。もしかしたら皆さんの中にも1stを目指している人がいるかもしれませんね。

もちろん1stはソロも担当しますし、ある程度の実力が必要です。

しかし、それ以上にバストロンボーンの低音に支えられているからこそ、1stが輝くということも事実なのです。バストロ担当がうまければ、他が多少ミスをしても案外ぶれずに演奏を続けられます。

高い音が出ないからバストロンボーンの担当になるのではありません。低い音が出せないからバストロンボーンの担当から外されているんです。

私はバストロンボーンを担当する自信がありません。

バストロに任命された同級生を、「すごいなぁ」と尊敬していました。それだけ重要であり、低音を担当するということはとても難しいことなのです。

これはチューバや木管楽器の低音担当の楽器にもいえることです。彼らの刻むリズムがへなちょこだった場合、私たちはメロディーどころか伴奏すらも吹けなくなってしまいます。

彼らの刻むテンポとパーカッションが基盤を作り、ホルンやトロンボーンの和音が答え、その上にメロディー楽器が旋律を奏で、ユーフォニウムやサックスなどの裏メロディーがさりげなく流れていく。

これが、全体で音楽を作っていく醍醐味ですよね。

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